1年生福祉体験
先週に引き続き、1年生は福祉体験を行いました。
今週は1組が高齢者体験を行いました。
視界がが狭くなるゴーグル、腕や足腰の可動域を狭めるための肘当てや膝当て、まっすぐに立てなくなるようなベルト、手首足首にはおもり、手には分厚い手袋を装着しました。「なんだ、意外と大丈夫!」と歩いてみたものの、周りが見えておらず友だちにぶつかりそうになってしまっている生徒もいました。小さな豆を掴む体験は、豆どころか箸もうまく持てなくて握り箸でどうにかしようとしている姿も見られました。
2組は車いす体験を行いました。
最初は自分で車椅子を操作する体験を行いました。右に曲がったり左に曲がったりするのに、どちらを回せばよいのかわからず、思った方と逆に進んでしまい「あ〜!」という声があちこちから聞こえてきました。何回か乗るうちに自在に動けるようになってきました。
次に友達に押してもらう体験をしました。段差があるところや、バックして進まなければならないときに「うわ!」と驚く声も聞かれましたが、次第にお互いの声掛けのタイミングが分かってくると、リラックスした表情で車椅子を押してもらえるようになってきました。
小学校でも体験をしたことがある生徒が多かったようですが、小学校のときは「楽しかった。」という体験も、「次にどう動かそうとしているか、教えてもらえることで安心して乗っていることが出来た。自分で押すときに、声をかけてもらえると安心できたことを、声をかけるようにした。」など、体験を次に活かそうという意見が出ていました。
社会福祉協議会の皆様、貴重な体験をありがとうございました。