令和6年度 学校ニュース
折り紙を通して
支援学級の自立活動という時間に、折り紙の折り方をやりました。自立活動は,個々の児童又は生徒が自立を目指し,障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識・技能・態度及び習慣を養い,心身の調和的発達の基盤を培うものです。
折り紙は、図示してあるとともに文章で説明が書いてあるものを見て、順序立てて行うものです。生徒によっては文章を読んで理解することが課題であったり、図を見て同じ向きに紙を置くこと、さらにその向きで折ることことが課題となります。
自分で見て折るのが難しい場合には、一緒に行う友達と同じものを選ぶために、意見のすり合わせをするところから学習が始まります。
選んだものの説明書が小さいので、わかりやすい大きさまで拡大します。
まずは自分でやってみます。しかし、うまくいかないときはできた人が見本を見せてくれます。それでもうまくいかないときは、「わかりません、教えてください。」と伝えることで先輩が来て、説明したり、手取り足取り教えてくれます。教える側も誰に、どのように説明すると伝わるのかが学びになります。
ふたりとも無事完成しました。飛ばしてみましたが、すぐに墜落。それを見た先輩が、羽根の広げ方を調整してくれたのでとても良く飛ぶようになりました。最後に自分から「教えてくれてありがとうございました。」と言えたのを見て、とても心が暖かくなりました。